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FX業者の外為どっとコムに業務停止命令

FX業者の外為どっとコムに業務停止命令

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(日本経済新聞10/9/18から引用)
金融庁は17日、外国為替証拠金取引(FX)大手の外為どっとコムに対して、10/1から1ヶ月間の業務停止命令を出した。

同社は米ドル取引などで顧客に市場の実勢価格と大幅に異なるレートをたびたび誤発信。今月10日に業務改善命令を受けたが、その後もシステム障害を起こし多数の顧客取引に影響が出ている。

システム障害を理由として、FX業者に業務停止命令が出されるのは初めて。顧客が取引を手じまうために実施する反対売買を除き、すべての業務が停止対象となる。顧客が他社に取引を移せるように、命令から業務停止まで2週間の猶予期間を設ける。

同社は今年7月と9月にユーロ、米ドルの対円取引で、市場実勢から大幅に離れたレートを誤って顧客に配信するシステム障害を起こした。これを受けて金融庁は10日、業務改善命令を発動したばかりだが、再び15日に顧客取引のサーバーが停止。この障害で強制的に反対売買が実行されるなどして、多数の顧客に影響が及んだ。

外為どっとコムの口座数は今年6月時点で50万、預かり資産残高は7月末時点で1000億円弱に達している。(引用終わり)

ほんとうに残念なニュースですね。FX業界でも大手の同社が、相次ぐシステム障害で業務停止命令ですか。

私も実勢のレートと大幅に異なるものを配信してしまったということは知っていましたが、それがたびたびとなると、同社の姿勢に疑問を感じざるを得ません。

この命令により、手仕舞い売買(保有しているポジションを解消するためにする売買)以外の新規売買などはできなくなります。

業務改善命令後、今度は顧客取引のサーバーが停止して、強制的に反対売買が実行されてしまった点も、利用者にとっては大きな迷惑です。

例えばドルを買っていた人が、ドルが高くなったから売ろうと考えていたのに、それより不利な値段で売買されてしまったら、実質的に損が出てしまいます。

顧客から逸失利益を賠償しろと訴訟を起こされてしまうかもしれないのです。ハイレバレッジで取引している場合、その額も大きくなってしまいます。

最近は株でもFXでもインターネット(オンライン)取引が主流になっていますが、やはり取引を安全に行えるために、サーバーの維持管理はしっかりしてもらわないと困ります。

実勢レートと大きく異なる価格が表示されてしまえば、普通はそれを信じて取引してしまいますし、それがたびたびとなると、やはり顧客軽視と言われてもしかたがないでしょう。

FXも高すぎるレバレッジが規制されたり、業者による顧客の預かり資産の分別管理がなされるなど、安全な取引ができる環境が整ってきました。

それだけに今回の問題はとても残念です。同社にはしっかり再発防止策を講じてもらい、信頼を取り戻していただきたいものです。

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