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金を組み入れた投資信託の紹介とメリットなど

金を組み入れた投資信託の紹介とメリットなど

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(日本経済新聞12/4/25の要旨)金(ゴールド)が長年にわたって値上がり基調を続けている。金投資への韓信が広がるのに合わせ金上場投資信託(ETF)以外にも金を組み入れた投資信託が増えてきた。

野村アセットマネジメントの「野村金先物投信」は金先物取引と高金利通貨への投資を組み合わせた。通貨は豪ドル、ブラジルレアル、南アフリカランドの3つから選択する。

金の空売りに近い効果を目指すのが、みずほ投信投資顧問が組成するMHAM金先物ファンド(ショート型)だ。金の国際価格が下落すると利益が出る設計だ。

T&Dアセットマネジメントは昨年8月、通貨選択型ファンド「野村エマージング債券投信」に金コースを新設した。もともとは米ドル建ての新興国債券と通貨取引を組み合わせた投信だが、選択する「通貨」の一つとして金を採用した。

信託報酬は野村の金先物投信の場合年1.6%程度。0.4%程度が多いETFに比べ総じて高めなのも注意が必要だ。(要旨終わり)


注目される金

私も以前から金には注目しています。アメリカの同時多発テロ、アフガニスタンやイラクでの戦争、リーマンショック、欧州債務危機などを考えますと、政治や経済というものはなにが起きるかわかりません。

先日もアメリカのJPモルガンが大きな損失を出したそうですが、ウォール・ストリートの強者でもこうなるわけです。この不安定な経済の中で、本当に安全な資産は何かと問われれば、それは金や白金などの貴金属が代表格です。

通貨も発行元の国の財務が健全であれば、まず安全資産といえます。ただ、実質世界通貨である米ドルは、アメリカの借金が増えていることで不安視する向きもあります。

安全を求めて通貨を買うのであれば、その国の信用性を見極める必要があります。日本円は…私は危険だと思います、財政再建を放置するのであれば。

その点、金は一定の価値を持ち、価値がゼロになることはありえません。誰かが錬金術を完成させない限り(笑)。


手軽な投信

金を買うには、貴金属商に行って地金(じがね)を買ったり、商品先物取引で買うというのが一般的です。ただ、地金は現物なので保管や売買がしにくいです。

先物取引は専用の口座を開かないといけません。

その点、投資信託なら証券会社や銀行で買うことができるので、手軽だといえます。

金そのものを売買するETFも最近充実していますが、金と他の金融商品を組み合わせて運用するには、自分で分散しないといけません。その点投資信託なら、プロが組み合わせた商品を作ってくれているので、やりやすいです。


野村金先物投信

その実例を見ていきましょう。まずは野村金先物投信。金の先物と、高金利通貨を組み合わせた面白いものです。なぜ高金利通貨かと言えば、金そのものは利息や配当という利益を生まないからです。

利益が出る場合は、第一に金価格が上昇した場合。これは当然です。第二に通貨の短期金利がアメリカドルの短期金利を上回った場合。その金利差が利益となります。

第三に円に対して選択通貨が高くなった場合です。選択通貨の価値が高くなるからです。

米ドルの金利は最近低いので、第二の点では利益が出るでしょう。問題は第三の点です。高金利通貨は人気があるので、投資マネーが流入して買われ、高くなります。

すると、例えばその国が政策金利を下げれば、魅力が減って通貨が売られ、レートが下がることがあります。南アフリカランドがそうでした。その場合にどうなるのか少し気になります。

ただ、金は安全資産として今後も人気を集めるでしょうし、高金利通貨を買うことで一定の利益を出せます。なかなか面白い投信だと思います。

公式ページを見ると、通貨によってタイプがありますが、いずれも基準価額が1万円を上回っています。

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MHAM金先物ファンド

続いてMHAM金先物ファンドというものです。引用記事で紹介されているのはショート型です。ちなみにロングが買い、ショートが売りです。

金の商品先物や、ETFでの売りを使えば金の空売りができます。ということは売ったあと価格が値下がりすればするだけ利益になるということです。

その空売りを同じ効果を狙ったのがこの投資信託だそうです。このファンドを買うことで、金を空売りしたことになります。

もちろんロング型もあり、これは買うことで金を買ったことになります。値上がりすれば利益、下がれば損です。

これについては、正直なところ金ETFを売買すればよいのではという気もしますが…。


野村エマージング債券投信

最後に野村エマージング債券投信です。ちなみにエマージングとは稼ぐという意味で、投信では新興国のことです。新興国債券と選択通貨を合わせたものだそうです。

新興国債券というのは、高い経済成長をしているので資金需要が旺盛で高利回りだったり、投資マネーがたくさん入り込むのでその国の通貨が高くなることを狙っているのだと思います。

あるいはリスクヘッジの効果もあるのでしょう。例えば世界的な経済危機が新興国にも波及したとしても、そういうときに金は値上がりしやすいからです。


金投資のリスク

最後に金投資のリスクについて。金は安全資産であるのは間違いありませんが、意外と値動きが大きい(ボラティリティーが大きい)ことは重要です。

現在は1グラム=4000円台ほどで動いていましたが、昔は1000-2000円台でした。ファンダメンタルを考えると、今後金の価格が大きく下がることはないだろうと思いますが、可能性がないわけではありません。

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