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確定拠出年金で新興国株式投資信託を活用する方法

確定拠出年金で新興国株式投資信託を活用する方法

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(日本経済新聞10/9/30から引用)確定拠出年金(日本版401k)の運用手段として、中国やインドなど新興国株式で運用する投資信託を追加採用する企業が目立ち始めた。
格付投資情報センター(R&I)の調べによると、企業が2010年度に追加採用する商品全体の13パーセント、外国株投信に限れば6割強が新興国株投信だった。従来は極めて少なかった。
運用成果によって年金額が左右される401kで新興国の経済成長を取り込もうとする動きが広がってきた。
(中略)国内外の株式や債券など複数の資産に投資する「バランス型」が103本と全体の約4分の1を占めた。次いで多かったのが外国株投信の85本(約2割)で、そのうち新興国株投信が53本を占めた。
(中略)従来は企業が選べる新興国株投信は少なく、採用事例もほとんどなかった。(中略)新興国株投信は、先進国株に比べると値動きが大きく価格変動リスクも高い反面、高い運用成績が期待できる魅力があると指摘される。
確定拠出年金は民間企業のサラリーマンなど約360万人が加入する企業年金。
導入した企業は、契約先の金融機関が持つ商品郡から自社の従業員向けに運用商品を用意する。従業員はその中から商品を選び運用する。

最近はサラリーマンの方も会社が確定拠出年金を導入すれば、自己責任で投資をしなければいけませんから大変ですね。もっとも、従来のように企業年金基金が運用して、その損失を企業が負担する、というのも企業にとってはマイナスです。
参考:企業年金基金について

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まあ、確定拠出年金なら企業にとっては投資を従業員に任せるので負担は少ないですし、税の優遇もありますし、従業員にとっても運用がうまく行けばその分自分の年金が増えるという楽しみもあります。

そのため、なかなか興味深い制度だと思います。もっとも、運用に失敗すれば年金が減ってしまうので、リスクを取り過ぎるのには注意が必要です。

さて、今回の記事はその日本版401kで新興国の株式に投資する投資信託を採用する企業が増えているというものです。

これはけっこう意外でした。新興国の株式への投資はハイリスク・ハイリターンなので、あまり確定拠出年金では人気がないかなと思ったからです。


○分散させるなら新興国も必要

ただ、ポートフォリオによる資産分散をするという投資スタイルなら、新興国株投信は外せないものです。といいますのは、分散投資ではなるべくいろいろなものに分散させることがリスクを減らすことになるからです。

国で言えば、日本だけでなく、海外、それも先進国だけでなく新興国にも分散させたほうが、リスクを減らせます。ただし、必ず成功するということではありません。例えば世界同時株安にでもなれば、新興国も株安に見舞われるでしょう。

ただ、リーマン・ショックの後は新興国の株式が一番早く株価が回復した、と聞いたことがあります。このように、やはり先進国と新興国とに分散させたほうがよいでしょう。

一方、利回りが高そう、あるいは基準価額が上がりそうだからと新興国株投信「だけに」投資するのはハイリスクです。

この場合でも、こまめに基準価額をチェックし、損切りと利益確定(利食い)の基準を決めて置けば大丈夫でしょう。でもそうでない限り、新興国株投信のみに投資するというのはおすすめできません。


○投資先や国を分散させる

やはり、分散投資をする以上は、前述のようにいろいろなものに分散すべきです。商品の種類で言えば、預金、株式や債券(これらに投資する投資信託を買うことが多い)、REIT(リート。不動産投信)、コモディティ(原油などの商品)というように分散させます。

また、国や地域も分散させます。こうすれば、不況や戦争、災害などいろいろな事が起きても、少なくとも運用資産に大きな損失が出ることは避けられるでしょう。

自分の大切な老後資金をつくるわけですから、やはり安全第一でいくべきでしょう。

次に、追加採用される商品について。やはりバランス型が一番人気でしょうね。これを選べば、株式や債券などに分散投資できるからです。

ただ、何に投資しているかはチェックが必要です。私は、日本国債に多く投資しているような投資信託はおすすめしません。バランス型イコール安全というわけではないのでご注意ください。

株式投信はやはり人気がありますね。リスクが比較的高いですが、ある程度のリターンを得るにはやはり株は外せないところです。そのリスクを分散するためには、前述のように日本株、外国株と分散させ、外国でも先進国と新興国を組み合わせるのがよいでしょう。

もっとも、新興国も今後どうなるかはわかりませんので、比率を大きくするのは危険です。まあ、例えば中国は今後しばらくは高度経済成長が続くと言われていますので大丈夫だとは思いますが。

確定拠出年金は自分で運用する商品を決めなければいけないので大変ですが、その分成功すれば自分の年金を増やせます。

まずは安全第一で株式、債券(私は財政のよい外国のものをおすすめします)、商品、REIT(不動産)などに分散させてはどうでしょうか。

その上で、自分好みにポートフォリオを組み替えていくのも楽しいと思います。

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