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円定期預金と外貨預金の解説

円定期預金と外貨預金の解説

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(日本経済新聞10/3/16から引用、抜粋)

日本銀行の統計では、国内における個人の総預金残高は460兆円を超えており、最も身近な金融商品の一つといえる。なかでも、あらかじめ決められた期間、金融機関に資産を預ける定期預金は、普通預金に比べ金利が高く、個人の注目度も高い。
まず円定期預金だが、その利用価値はなんといっても元本保証と普通預金よりも高い金利にある。普通預金やMRF(マネー・リザーブ・ファンド)でも実質的に安全、確実に資金を預けることができるが、少しでも高い金利を享受したいなら、円定期預金を活用したりするべきだろう。
最近では預け入れ期間の短い定期預金もあるので、自分のマネープランに合わせて上手に活用したい。
円定期預金は安全な金融商品だが、それだけに資金を集中させていれば安心というわけではない。たとえば、インフレが起きてモノやサービスの価格が上昇した場合には、相対的に資産が目減りする可能性がある。
また、現在の金利水準ではそれほど高い投資利回りも期待できない。
その点、外貨預金は円預金に比べて相対的に金利が高い。これは預金金利を決定する基準となる政策金利が、日本よりも海外のほうが高いことが大きな要因だ。
ただし、外貨預金には為替変動リスクが伴う。受け取り時の為替レートが預入時よりも円高に振れていれば、金利収入を上回る為替差損をこうむる可能性がある。
円から外貨、外貨から円に換える際に手数料がかかることや、預金保険制度の対象外となることなどにも十分注意したい。

(引用終わり)

今回は円定期預金と外貨預金の解説です。

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円定期預金は利用されている方も多いと思います。円定期預金が身近なのは、なんといっても元本が保証されているからです。

資産運用はなるべく高い利回りを狙いがちですが、投資の世界はハイリスク・ハイリターンが原則です。高い利回りを求めるなら、リスクも高くなってしまいます。

その点、定期預金なら元本が保証されているので、安全な運用方法だといえます。

なお、なぜ定期預金は普通預金よりも金利が高いかといえば、定期預金は満期までの期間内は原則として引き出しができないため、金融機関(銀行、信用金庫など)にとってはその間安心して企業などにお金を貸し付けることができるからです。

逆に言えば、満期前に定期を引き出そうとすると、かえって元本割れする場合もあります。そのため、定期預金を利用する場合には、預入期間内にそのお金が必要にならないかを熟慮して利用しましょう。

(日本経済新聞10/3/16から引用、抜粋)
(外貨預金とは)日本円を米ドルやユーロ、豪ドルなどの外貨に替えて預金する(もの)。
いつでも出し入れできる普通預金と定期預金の2種類がある。
高金利通貨ほど為替レートの動きが大きくなる傾向があるので、金利と為替変動の両方の観点から預金通貨を選びたい。

続いて外貨預金です。まず、前掲記事中の、インフレに関する記述について。これは外貨預金がそのままインフレヘッジになるということではなく、インフレになると実質的にお金の価値が減りますが、それを相殺するために低金利の円でなく、高い金利の外貨がよいですよ、ということだと思います。


○低金利の理由

現在の日本は超低金利政策を取っています。その理由は、金利が高くなると個人にとっては住宅ローン金利などが高くなりますし、企業や個人事業主にとっても銀行などで資金を借りる(資金調達)際の金利が高くなってしまい、経済が停滞してしまうからでしょう。

要は、景気をよくするために低金利政策を取っているのだと思います。

一方、アメリカやイギリスなどの金利はもっと高く、3から4パーセント前後が多いです。そのため、円をアメリカドルなどに替えて預金しておけば、高い金利が得られるということです。

しかし、記事にあるように為替は常に変動しています。そのため、例えば1ドル=120円というドル高のときに1000ドルの外貨預金をして、その後1ドル=80円までドルが安くなってしまったとします。

すると、外貨預金時に12万円の価値のあったものが、8万円の価値に下がってしまったことになります。

これではいくら高い金利を得られても、それよりももっと大きな損を出してしまいます。そのため為替変動リスクには要注意です。

それではこうした為替変動リスクをなるべく少なくして外貨預金を活用するにはどうしたらいいかと申しますと、これがなかなか難しいのです。

例えれば、株式投資で利益を得るのと同じくらいの難しさだといえます。為替変動リスクを少なくするには、毎日為替相場をチェックして、ドルが安くなってきたところで買い、場合によっては損切りをしなければいけません。

これでは、株価をチェックして株式投資をするのと同じ労力です。

そのため、外貨預金はかなり難易度が高いと思います。


○FXとの違い

ちなみに最近話題のFX(外国為替証拠金取引)という投資があります。どちらも外貨を売買するという点で、FXと外貨預金の違いは、ほとんどありません。

ただ大きく違うのが、FXは証拠金取引だという点です。そのため、少しの元手で大きな取引をすることができます。いわゆるレバレッジの高い取引です。

FXは高すぎるレバレッジが問題となっており、最終的には最大25倍のレバレッジに規制される予定です。

その点、外貨預金はレバレッジをかけない方法なので、レバレッジは常に1倍です。そのため、例えば高いレバレッジのFXに興味があるという方は、いきなりFXを始めるのではなく、まずは外貨預金で為替相場を勉強してみるのもよいかもしれません。

なお、FXでもレバレッジを1倍にすることはできますので、外貨預金と同じことになります。また、FXの方が外貨預金よりも手数料が格段に安いので、外貨預金代わりにFXを利用する人もいます。

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